第12回「褒める」事の自分への効果

多くの人は自分にコンプレックスを持っている事と思う。
私も、結構、様々なコンプレックスを持っている。
仕事で人に会ったり、プライベートで知り合いと話したりする時、そういったコンプレックスが顔を出す時がある。
そうするとどうしても一歩引いた態度になってしまう。
言いたい事を言えなかったりする事もしばしばある。


原田陽子氏にこの話をした時、


「人間は悪い所、良い所がありますよね。だから、良い所で悪い所を補ってあげればいいんですよ。」


そうお話を頂いた。


私は、はっとした。


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自分を変えたい、自分をもっと磨きたい。
そう思った時に一番にやる事は「悪い所の改善」をまずは考えてしまわないだろうか?


そして、原田陽子氏はこうも続けた。


「悪い所を直すのではなく、良い所をのばしてあげればいいんじゃないですか?」


こうした観点は良く聞く話かも知れないが、府に落ちてない方は多い、そう感じる。
府に落ちてないから、それを実行する事ができない。



では、なぜ府に落ちないのか?



それは、悪い所は見えても、良い所は自分では見えにくいからだと感じる。
悪い所は、現象として見えやすい。
時間が上手く使えず、やりたい事ができなかったり、仕事の面で、出来ない事や不得意な事が原因でうまく進まなかったり。
そうした現象は、自分の悪い点が分かりやすく出る。
だから、悪い所は自分で気づき易い。



反面、良い所は人からほめられる事があったり、上手く行った事を分析する事で自覚する事が多い。



生活していて、「褒められる」とか「うまくいった事」はそう沢山はない。
そう感じる方は多いと思う。
通常、多くの人は、日常において人を褒めたり、人の優れた所を指摘する機会はなかなかないだろう。



原田陽子氏はよく人を見ている。
改善した方が良い事を指摘頂いていて、それ以上に、褒めて頂く事は多い。
例えば、散髪に行って、いつもと違う髪型になった時。
以前やっていなかった事を指摘頂き、出来るようになった時。
これは、原田陽子氏のサロンレッスンを受けていらっしゃる生徒さんは感じている事と思う。



この「褒める」という事はとても難しい。
なぜなら、その人を良く見ていないと、褒める事はできないからだ。
加えて、褒める時に、馴れ合った関係から「照れ」がでて言葉が出ない、そんな事もあるだろう。



この社会に於いて、皆が良い所を褒め合う環境であるならば、お互いに気分良く過ごせるのではないだろうか。



自分を改善する、それは自分を見る事に注力してしまいそうだが、相手の事を見て、良い所を褒める、それを言葉に出す。
それを実行して行くと、自分の良い所を人が指摘するようになり、自分の改善にもつながる。



原田陽子氏のように人を良く見てみよう。
そして、言葉にしてみよう。
それは自分磨きの1つの方法ではないか?
そう感じさせられた。




プロデューサー竹下和宏が語る、原田陽子の流儀 - この記事について

私が「原田陽子」という人物に初めてお会いしたのは、40歳の時。
ある会社でディレクターをしている時だった。

その頃、自分の人生の中で大きな問題があり、それを引きずりながら仕事をしていた。 

気分が晴れないまま、そして、40歳という年齢を迎えても、なりたい自分に、自分が変われないまま過ぎ去って行く日々。

インターネット関連の相談から始まったお付き合いだったが、その「在り方」を知る度に、私は「引き込まれる」、まさにその表現が当てはまった。

「まだまだ、自分は変われてない」、そう感じてはいるが、確実に私自身の人生に大きな影響を与えているのは確かだ。
お会いしてお話をした際に毎回「気づき」があり、それが私に影響を与えている。

「気づき」は一見「メソッド(方法)」のように感じるが、その神髄は「在り方」にあると感じている。

ここに、その「気づき」を記してゆき、「原田陽子」という「在り方」の「本質」を明らかにしてゆければと思う。

フリープロデューサー / ディレクター
竹下和宏
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