第9回 小さなチャレンジ。大きな成果。

このコラムで沢山出て来る言葉。

「チャレンジャー」。

原田陽子氏は「チャレンジャー」である。
チャレンジする理由は「モノ」や「コト」の先にある「心」を指している。
だれかを愉しく、場所を愉しく、あるいは共に愉しく。
彼女はそうしたチャレンジを通して、楽しく過ごせる関係性や時間・場所を作り、愉しんでいる。

その事がよくわかる事柄がある。
それは、日常送られて来るメール。
朝は「おはようございます」
昼は「こんにちは」
夜は「おつかれさまです」
そういう言葉がいつも、どこかに書き添えられている。

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私に限らず、仕事や連絡でメールを使う事が多い現代。
メールは、仕事上の連絡ツールの側面もある。
物事を伝えるツールであるから、用件のみを書く、そういう使い方も有りだろう。

しかし、そこに心を表現する言葉が書き添えられていたとしたら、読んだ人は何気ない一言にホッとするだろう。
忙しい毎日に何か、心を小休止させてくれる言葉が書き添えられていたとしたら、読んだ人は癒しと感じるだろう。

そのようなメールに気持ちを救われる事があるのではないだろうか。

私は原田陽子氏からのメールを見ると、こういう事を考える。

「忙しいだろうから用件のみを伝える方が、相手の用途に合っているのかもしれない。だが、自分の想いを伝えた方が、書く方も読む方も気持ちが良いのかもしれない。」

そういう原田陽子氏の心遣いというものを考える。
人の「あり様」や「関係性」に対するチャレンジの姿勢を感じるのだ。

日常での新しいチャレンジとして色んな事が存在している。
ランニング、ゴルフ、ヨガ、または華道や茶道、資格取得、などなど。
確かに、どれもチャレンジできる。
しかし、時間を作ったり、準備をしたりと、多くの労力がかかり、最後には諦めてしまう人も多い。

メールに「おはようございます」と常に挨拶や心を添える。
その人に何らかの労いの気持ちを表す。
これは、決して大きなチャレンジではない。小さなチャレンジ。
しかし、このチャレンジは、多くの日常でも、続けられる事ではないだろうか?
日常の中で、人との関係性がもっと愉しいものになるなら、大きな成果を残すチャレンジと言えると思う。

2017年が今日から始まる。
私は、この原田 陽子式の「小さなチャレンジ」を通して、この年を愉しいものにしたい、そう誓う。

 

 


原田陽子流「丁寧な暮らし」について

原田陽子氏のお話をお聞きする中で、様々な「気づき」があります。それは生活の中における、ちょっとした悩み事や考え方を変える、ヒントになると感じました。

この「原田陽子流 丁寧な暮らし」というコラムを通じて、そうした生活に役立つ考え方、捉え方を記して行く事で、お読みになった様々な方のヒントになれば、と思っております。


書き手:フリープロデューサー / ディレクター
竹下和宏