第19回 自分の行動が、自分を変える

私は、実は非常に人見知りである。


お付き合いした方からは、そうは見えない、といわれることは多いが、実際は非常に人見知りである。
初めての人に会うとき、会合に出るときなど、特に人が多いところに出るときは、内心とても緊張している。


この「人見知り」。
人と伺うと結構聞く。

「私、実は人見知りなんです」

この「人見知り」という言葉の中には沢山のパターンがあると思うのだが、私が一番感じるのは、初めてお会いする方とお話が続かない、そういうときに感じる。
そうしたことに悩んで、「雑談力」なんて本を買って読んだりしている。


e6e9870209eb625830549f0b7d7bf6a4_s.jpg


原田陽子氏を見ていると、初対面の方をはじめ、何度もお会いしているお知り合い、友人の方と、良好な関係を築いていると感じる。

そこで、原田陽子氏に聞いてみた。


「初めてお会いした方と接する時、どのような事を考えて接しておられますか?」


そうすると、原田陽子氏からこのような回答を得た。


「相手の良いところを見つけるようにしますね。」


こう聞いて、私はネガティブなのか、こういう質問をしてみた。


「原田さんにも、やっぱり苦手な感じの方、というのはいらっしゃいますよね?」


そうすると


「苦手なところを気にするよりも、対面した時にやることがあると思うんです。それが、相手の良い所を見つける、という事だと思っています。」

そう、これが原田陽子という人なのだ。

通常、仕事をし、生活をするこの社会において、人と接することなく、生活を送ることは不可能に近い。
つまり、様々な方が関係して、この社会というものが成り立っている。
日常生活をしている以上は、その「人と接し、お付き合いをする」事を避けることはできない。


確かに、付き合いたくない人も中にはいるかもしれない。
しかし、私はわかっている。
そういう方ともお付き合いをしないと、生活や人生は成り立たない、という事を。


そう考えると、「自分がその人が好きか嫌いか」という事にこだわるよりも、「どのように相手のためになるか」を考え、接してゆくことは、引いて自分の事に返ってくる。
人が、様々な物事に関わって行く以上、それはベストだ。


ここが、原田陽子氏の考え方の特徴といえる、そう思う。

以前、コラムで「心を開く」(注※1)という内容で書かせてもらっている。


確かに、自分が一歩踏み出すことで、相手の印象が変わる、そういうことはある。
「なんだか嫌な印象だな」と思っているのは自分であり、もしかして自分が原因なのかもしれない。


はじめに書いた「人見知り」も、本人の心がこだわりすぎているだけで、その結果、「人見知り」という大義名分を持つことによって、相手に対しての視線を送っていない、もっと言えば見ようとしていないだけかもしれない。


再び、自分の見方、そして態度を改める、そういう話だった。
そして行動は、常にチャレンジングでなければならない。
そう改めて思った。

注※1 原田陽子の流儀 第6回「心を開く」
http://www.mannersalon-fukuoka.jp/2015/08/post-4.html

 


 





原田陽子流「丁寧な暮らし」について

原田陽子氏のお話をお聞きする中で、様々な「気づき」があります。それは生活の中における、ちょっとした悩み事や考え方を変える、ヒントになると感じました。


この「原田陽子流 丁寧な暮らし」というコラムを通じて、そうした生活に役立つ考え方、捉え方を記して行く事で、お読みになった様々な方のヒントになれば、と思っております。



書き手:フリープロデューサー / ディレクター
竹下和宏