第23回 感情をコントロールした人が生き残る

私は見た目が穏やかに見られているようだが、心がざわつく事がある。
仕事で様々な事があり、うまくいかない時。納得いかない結果になった時。色々な良くない要因に心を振り回される事があるし、比較的その回数も自分では多いと思っている。
一般的な会社の上司や部下、同僚の事で悩みを抱え、それを家に持ち帰ってしまう、そういった事例と同様である。

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解決案としては、時間の経過によるものだったり、原田陽子氏のように楽しい事を考えるように切り替えるとじきに忘れるものだが、生活していてしばしば心がざわつくことは避けられない。
心穏やかに、生活出来ないものだろうか?
そう考え、原田陽子氏にこの話をしてみた。

「感情をコントロールした人が生き残る、私はそう思っています。

原田陽子氏はそうおっしゃった。
続けて

「人の行動を変化させるのは難しいですよね。竹下さんとその相手の関係性の中で起こっている事でしょうけれど、相手が変わる事はなかなかありません。それであれば、自分を変える事だけが、その時にできる最善の事だと言えませんか?」

なるほど。人の心を変化させるのは凄く難しいし、ましてや時間もかかる。
それは私の仕事、コンサルタントという領域の中で常日頃より感じる事だ。

「人は自分の意思で行動します。常に様々な状況や考え方を受け止められる、そういう自分を作っておけば、大きく心を揺り動かされる事は無くなると思いますよ。そうした事で感情をコントロールしています。」

原田陽子氏は、自分の「在り方」を考える事で、感情のコントロールをしている。

また、もう一歩踏み込んだお話もして頂いた。

「お相手がいる場合、見せる表情なども考慮していますね。私は言いにくいこと、厳しいことなども笑って返す事を心がけてます。また、少し会話の雰囲気が悪くなったときは、ゆっくり話をするように心がけています。」

日常、仕事、その他の物事において、「出来るだけ早く」という文化に我々はいると思う。
その中に、「ゆっくりと」という方法を持って来る、その見方に私ははっとした。

そして、原田陽子氏はいつでも感情豊かに話をしているが、最後は笑顔である事が多い。

その笑顔で、これまでの人生を乗り越え、素晴らしい関係性を作り出しているのだろう、そう考えた瞬間だった。

 

 


原田陽子流「丁寧な暮らし」について

原田陽子氏のお話をお聞きする中で、様々な「気づき」があります。それは生活の中における、ちょっとした悩み事や考え方を変える、ヒントになると感じました。

この「原田陽子流 丁寧な暮らし」というコラムを通じて、そうした生活に役立つ考え方、捉え方を記して行く事で、お読みになった様々な方のヒントになれば、と思っております。


書き手:フリープロデューサー / ディレクター
竹下和宏